September 10, 2005

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ファンタジーな王冠

ファンタジーRPG100の常識 (アイテム編)」の第3章「工芸品」の7番目は「王冠」。
頭に装飾のある被り物をすることは、古代からどんな民族にもあるようです。古代エジプトには独特の精巧な冠がありました。それに、古代ギリシアやローマでは、月桂樹など花や葉で編んだ冠を用いていたことはご存じのとおり。
しかし意外というか、中世ヨーロッパの史料でよく見る「王冠」は、こうしたギリシアやローマの流れを汲むものではありません。これは、東洋の伝統的な布バンドから派生したものです。
東洋では、豪華な刺繍をほどこした布バンドを丸くかたどり、それを頭に載せる風習があります。ヨーロッパの王冠はこれを真似たものです。六世紀に、東ローマ皇帝のユスティニアヌス一世が黄金のバンドを頭に載せ始めてから、今日的なイメージの王冠に発達しました。
王冠と言えば、やっぱりゲームブック「ソーサリー!シリーズ」に登場する「諸王の冠」これでしょう。
驚異的な指導力と正義感を与える魔法の王冠です。
奪われたその王冠を探す、果てしない冒険。
ゲームブックという形で、ワクワクする冒険を提供してくれたのも、ある意味この王冠の力と言えるかもしれませんね。



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Posted by e_tacky at 08:19 │Comments(0)TrackBack(0)
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