September 11, 2005

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ファンタジーな人形

ファンタジーRPG100の常識 (アイテム編)」の第3章「工芸品」の8番目は「人形」。
とは言っても、中世ヨーロッパの人形については、ほとんど資料がないようです。
なので、内容は古代の宗教的な道具としての「人形」について。
人形の本質は“人間のかわり”です。そこで、たとえば王が死んだとき、死の世界へのお供として、副葬品に従者をかたどった人形を作り、一緒に埋葬します。これは「殉死者」のかわりですね。また、河の増水が続くとワラ人形を河に沈める風習も、よくあります。これは「人身御供」のかわりとなります。
こうした風習が定着する前は当然、本当の人間がむりやり殉死させられたり、本当に人を生きたまま人身御供として、河に沈めていたりしたわけです。
たとえば、RPGでもおなじみのドルイド僧は、聖なるナラの樹で人間の絞首刑を行い、これを供物としたそうです。ドイツやデンマークの湿原からは、首に皮のロープを巻き付けられた紀元前の遺体が六百体以上発見されています。ドルイド僧が聖なる樹に捧げるため吊した人々なんですね。
恐っ!
これからは発言に気をつけないと、ドルイドに首を吊されちゃうかも?!



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Posted by e_tacky at 13:57 │Comments(0)TrackBack(0)
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