September 16, 2005

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ファンタジーな樽

ファンタジーRPG100の常識 (アイテム編)」の第3章「工芸品」の13番目は「樽」。
日ごろはあんまり目にすることがないものですね。
樽は“大人数の旅行者”の運搬用道具です。飲料水にしろ食糧にしろ、わずか数人分を運ぶ容器としては、大きすぎるし重すぎるんですよね。ですからRPG世界で、通常の冒険者がふだん樽を持ち歩いていることはありません。商人のキャラバンの馬車などには積まれているでしょうが。
RPGの冒険で「神秘の泉から不思議な力の水を運ぶ」というシナリオは、よくあります。「若返りの水」とか「病を治す水」とか、種類はいろいろです。さて分量の問題ですが、たとえば一滴飲ませるだけでよいものなら、小瓶のひとつもあれば十分。コップ一杯で効くものなら、水筒ひとつに入れてくればそれでよい。しかし「その泉の水で呪われし者の全身を沐浴させなければならない」なんてことになったら、大量の水が必要で、これは樽に入れて運ばなければなりませんね。
となると、旅立つ前に樽とそれを運ぶ荷馬車を調達するのが、またひと苦労…。というように、ドラマが発展するわけです。
確かに以前のシナリオで、急に樽を用意する必要ができたとき「…どこに売ってるんだ?」って、なった記憶があります。
まぁ、結局は樽職人ギルドに行って買ったんですが。
やっぱり中世風だと、ホームセンターみたいに生活雑貨をまとめて売ってるより、個別の商売の方が“らしい”ですよね?



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Posted by e_tacky at 08:36 │Comments(0)TrackBack(0)
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