May 09, 2008

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TRPGを見て・読んで楽しむ

頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688) TRPGのリプレイは、初心者勧誘の際によくガイドライン的に使われますが、リプレイという形式自体、初めて読む場合に楽しみ方が分かりにくいのでは?という観点から書かれた記事を見つけました。
 =>新米女神は玄人向け? - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む
自分自身は、D&D版のロードス島リプレイを読んでから、TRPGに触れていったので、初心者にTRPGの雰囲気を伝えるにはリプレイは最適だと思い込んでいました。
しかし、リプレイと一くくりにしても、その意味合いはさまざまなわけで、場合によっては初心者には向かないものもありますね。
もちろん、初心者を意識したものであっても、作品としての出来不出来もありますし。
先の記事では、
僕の考えではリプレイで何しろ伝えなきゃいけないのは遊んでいるPLが楽しそうってことですね。これが伝わらないとリプレイとしては失敗ですね。楽しそうじゃない遊びを勧められても困りますから、入門書の意味を果してないわけです。
と書かれていますが、まさにその通り。
新しいサプリメントの紹介・プロモーションだけで終わっているものは、初心者がTRPGの楽しさ・雰囲気をつかむためには、まったく用を成さないですもんね。
以前に紹介した「頭脳勝負―将棋の世界」では、「将棋というゲームは難しいが、それを観て楽しむことは難しくない!」ということを訴えていました。
TRPGの楽しさを知るには、やってみるにこしたことはないです。
でも、プレイしている人たちだけでなく、その様子を見て・読んで楽しむという分野をもっと充実して行く必要があるのかも。
TRPGに触れる裾野を広げるためにも。
それには、リプレイのあり方の工夫はもちろん、「月曜日は魔法使い」のようなガイドブック的なエッセイなど、リプレイだけに頼らない広がりが必要ですね。

【関連エントリー】
- 「頭脳勝負」―いかに観て楽しむか?
- ゲームレポ「ラッパンアスクの思い出」
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- 月曜日は魔法使い
- リプレイ「新米女神の勇者たち(1)」
- スチャラカ冒険隊が完結!「終わりなき即興曲」
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Posted by e_tacky at 20:01 │Comments(0)TrackBack(0)
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